友誼ゆうぎ〜自分のために鏡みよう〜< 短編集 >
「 今日デートなんです。
きっと彼も喜んでくれると思います。 」
私の言葉で
花園さんの微笑みが
更に可愛くなって
天使の微笑みってこんな感じでしょ?
と思うくらいの
優しい微笑みだった。
店の外まで見送りに出てくれた花園さん。
私の前に立つと
私より小さくて男子だったら抱きしめたくなるような可愛さがあるなぁと見つめてしまっていた。
「 また犢橋さま来てくださいね。
それと、これ試供品だけど使ってくださいね。
今日のシャンプーです。 」
そこには名刺も入っていた。
かわいいウサギさんの絵が印象的だった。
ずっと花園さんに
私の髪は任せたいって
花園さんの名刺を大切に財布に入れた。
駅に向かう足取りも
なんだか軽くなって
店が見えなくなる曲がり角で振り返っても
花園さんは手を振っていてくれた。
仕事だから?
みんなは思うかもしれないけど…
見送られるのは嬉しく思った。
きっと彼も喜んでくれると思います。 」
私の言葉で
花園さんの微笑みが
更に可愛くなって
天使の微笑みってこんな感じでしょ?
と思うくらいの
優しい微笑みだった。
店の外まで見送りに出てくれた花園さん。
私の前に立つと
私より小さくて男子だったら抱きしめたくなるような可愛さがあるなぁと見つめてしまっていた。
「 また犢橋さま来てくださいね。
それと、これ試供品だけど使ってくださいね。
今日のシャンプーです。 」
そこには名刺も入っていた。
かわいいウサギさんの絵が印象的だった。
ずっと花園さんに
私の髪は任せたいって
花園さんの名刺を大切に財布に入れた。
駅に向かう足取りも
なんだか軽くなって
店が見えなくなる曲がり角で振り返っても
花園さんは手を振っていてくれた。
仕事だから?
みんなは思うかもしれないけど…
見送られるのは嬉しく思った。