友誼ゆうぎ〜自分のために鏡みよう〜< 短編集 >
「 あー、どうしよう。
ムショウに浪沙に会いたくなったよ。
それが出来ないなら声だけでも聞きたい。 」
「 よしよし
椋人くん かわいいでちゅねぇ。
自分の女に会いたいのは
椋人くんだけじゃないんでちゅよぉ。
ホントかわいいでちゅねぇ。 」
「 「 キモっ!! 」 」
「 じゃぁ、今日は、
これくらいにして
それぞれ帰りますか? 」
「 そうだな、
貴由も彼女に会いたいだろ? 」
「 まあね。 」
店を出て
すぐに三人はメールをしていた。
誰に?
そんなこと聞かなくてもわかるじゃん。
オレのメールに
愛しい彼女からメールの返信はない。
たまらなく電話をした。
1、
2、
3、
4、
5、
「 … もしもし…
貴くん? 」
「 奏亜、
ごめん、寝てたのかな? 」
「 うん…
でも大丈夫だよ。
どうしたの? 」
「 今から会いに行ってもいいかな?
奏亜に会いたくて仕方ないんだ。 」
「 いいよ!
待ってるね。 」
オレは
奏亜が好きなドーナツを買って
コンビニよって飲み物買って
奏亜がいるマンションまでタクシーをとばした。
スマホにある
奏亜との2ショットをニヤケながら見ていた。
早く会いたい。
早く奏亜の香りに包まれたい。
あぁ、
男だってさぁ
こんな気持ちになるんだよね。
今夜は素直に思っていれこと伝えてみようかな?
こんな時間に
起こしてしまって
眠そうな顔をしている
奏亜を想像しながら
合鍵でドアをあける。
「 おかえりなさい、貴くん。 」
いっぺんに
奏亜の香りに包まれていた。
end