友誼ゆうぎ〜自分のために鏡みよう〜< 短編集 >

クリスマスイブを1人で過ごしたくないから
ただそれだけの理由で
11月合コンに参加することにした。


出会いは
待ってるだけでは
こちらにはきてくれない。



「 過去を見てばかりいないで
未来を見なくちゃ。 」



天子の一言に
私の背中を押してくれたのかもしれない。





合コンの店についた時に
クリスマスイブを1人で過ごしたくない!
って
そんな理由で参加している自分が
なんか情けなく思えてきた。



「 えっと…
四葉ちゃんっていうんだ。
一緒にいたら
幸せが届きそうな名前だね。 」



「 よく…
言われます…。 」



なんか
いや
どうしても苦手なんだよね。
なんていうか
軽そうな感じの人。
もしかしたら
軽くないかもしれないけど…。



「 ねぇ…
もしかして緊張してるの?
それとも合コンはじめてとか? 」



「 はぁ…。 」



やっぱりムリ!
すごく近くにいて
息づかいまで伝わってきそうなくらいに
そばにいる!

もう
気持ち悪いとしか言えないんですけど…
どうしたらいいのかな?




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