和咲男子高等学園





その笑顔に思わず赤面する俺。


目をわざとらしく逸らした。



「風…うるさいね…」




葉南が窓の方を向いて話す。



誰かから借りたパーカーが
でかくてぶかぶかだ。




「うるさすぎて寝れない」


「私も」




月明かりが俺らを照らす。


同じ月明かりで照らされてるのが
なんだか嬉しくなった。





……って。

発想が完璧乙女だ…。



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