和咲男子高等学園





その後、

程よく璃穂さんを虐めて、
私は昼の買い出しに行った。




さすが、8月の昼。



「あっつー…」



私は服の中の熱を逃がす。



買い物のメモを見る。



うわぁー…

すごい量だなぁ…



璃穂さんから地味な仕返しが
返ってきた。




「2リットルのお茶3つって…」



一応女の子なのに、私。



玄関前でメモを見ていたら、
上から手が伸びてきてメモをさらってった。



私は顔を空に向ける。




「木春くん!」



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