和咲男子高等学園





もう、この際言っちゃう?
璃穂さんは女の人だし、
大丈夫か。



「あのー…、実は……」



私は髪を横にどかす。
璃穂さんに背中を向ける。



「え………」



璃穂さんが痕に触れる。



「………どうしたの…これ…」



「いや、小学生の時に……」



私は事情を説明した。



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