和咲男子高等学園
思わずびっくりして固まってしまう。
ばちっと目が合う。
「お帰り、マヒル」
マヒル?
「ただいま、璃穂ちん」
どうやらツーブロの人らしい。
って事は、同い年?!
見えない……
「あっ!葉南ちゃん!
ツーブロの問題児、真昼
真昼、お手伝いの葉南ちゃん」
璃穂さんがお互いを紹介してくれた。
「あー!お手伝いさんねー。
俺、池田真昼17歳A型……」
そのあと、延々とプロフィールを聞かされた。
「真昼、長い」
璃穂さんがツッコんでくれたから
嫌いな食べ物位で終った。
「まぁ、とにかくよろしくねん」
ニヒヒと笑う真昼くん。
悔しいがイケメンだ……
―――――ガチャッ
また人が入ってきた。
「お!キハルくん!」
私は振り返って顔を見る。
うわっ!
イケメンさんだ………
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