和咲男子高等学園





真昼くんは、


「先生と璃穂さんの距離を縮めたいから」


と、私に協力を頼んできた。




好きな人の恋を応援できるなんて…。



私には無理かも…。



はぁ。


恋って難しいー




「………ちゃん!葉南ちゃん!」




「はい!」




あれ?私ぼーっとしてた?


ちなみに、今は璃穂さんと皿洗い中。




「大丈夫?!」



「あ、はい!考え事してて…」




って、璃穂さんの事だけど…。










「なんだよー、葉南!

ヤラシイ事考えてたのかよ!」



と、カウンターに顔を覗かせたのは、



「兄ちゃん!」



「よっ葉一先生!?」



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