YOU&I【1】

雷豹

プルルルルル




誰よ、こんな朝っぱらから。




「もしもし?」

『俺だけど』

「もしかして、噂のオレオレ詐欺ですか?」

『ちげーよ!レイヤだ!』

「あ、レイヤくんか。てか、何で番号知ってんの?!」

『どうでもいいだろ』

「そうですか....ところで、レイヤくん。何のよう?!」

『今、お前の家の前。早くしろ....ブチ』


そういって、一方的に電話を切られた。


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