甘くなるほどキミが好き。
お母さんは嬉しそうに聞く。
私はそれどころじゃない心境で。
「う、うん」
母がぴょんぴょん跳ねている中、私は御城先生の笑顔にドキドキしていた。
赤くなって俯く私をよそに、母は先生を私の部屋へと案内する。
イケメンって事で頷いてしまってたけれど、かっこいいと余計に話せないのでは…
そんな心配をしながら、先生と私はテーブルの前に隣合って座った。
「今お茶持ってくるわね~♪」
母は上機嫌でキッチンへ向かった。
いきなり二人きり…