甘くなるほどキミが好き。
一瞬の沈黙。
目が合うだけで、ドキドキしちゃう…。
「あ、あ、大丈夫です…」
私が恥ずかしくなって目をそらすと、先生はにこっと笑顔を向けて勉強を再開した。
そういえば…
いつから「さん」から「ちゃん」になったのでしょう?
先生に近づけた気がして、私は一人嬉しくなった。
私がほわ~っと先生の事を考えていると、今日の勉強が終わりを告げる。
「今日の宿題はここまでな。やっておくように」
「はーい…」