甘くなるほどキミが好き。



そんなことを考えながら、シャワーを終えた。


お風呂場から上がると、そこには貸してくれた先生の洋服。


私は服に身を包んだ。


先生の香り…





脱衣所から出ると、先生がキッチンの方からココアを持ってきてくれた。





「暖まった?」


「はい」





私は少しの緊張を胸に、ココアを受け取った。


そして心を落ち着けようと、冷まさずに飲んだ。





「あつっ…!」


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