甘くなるほどキミが好き。



「ありがとうございます」





この車に乗るのも、2度目。





「それにしても、わざわざ歩いてきてくれたの?」


「はい、道覚えてて良かったです」





先生の運転姿、夜のライトに照らされていつもより大人な雰囲気。


かっこいいなぁ…





「あ、そうだ。こらから、癒美って呼んでいい?」


「あ…はい」





私は恥ずかしくて俯く。





「お前も俺のこと…名前で呼んで」


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