ねぇ…〜私の奇跡〜
-第4章-進む道
テスト
家に帰ると
尋はまだ来てなかった
何作ろうかな〜
昨日はシチューだったから〜
今日はガッツリでいいか
尋も元気そうだったし…
ってわけで晩ご飯決定!!
"ハンバーグ"♪
ハンバーグ好きだし
すぐ作れるし♪
るんるんしながら
作ってたらすぐ出来た
だから
スープとサラダも付けてあげた
…今日張り切り過ぎて
作り過ぎたな…
と思いながら
テーブルに料理を並べる
…
ガチャ
尋帰ってきた♪
いつもより1時間遅く帰ってきた
珍しく玄関に
お出迎えに行くと…
心 :「あっ凛ねぇだ」
凛ねぇは最近、家では会わない
けど
この頃病院にお世話になってる
から…結構顔を合わせてた
凛 :「心那ーただいま。
今、尋も来るよー」
心 :「分かったー
ご飯食べた?」
凛 :「食べて無いけど
2人分しか無いでしょ〜」
心 :「本当はそうなんだけど
作り過ぎたからいっぱいあるよ」
凛 :「まぢ、ぢゃーたべる」
心 :「オッケー♪
ってか尋は?」
凛 :「あれ? 少し
見てこようかな〜」
とドアに手をかけたとき
ガチャ…
尋 :「心那ただいま〜」
心 :「あっ来た」
凛 :「何してたの」
尋 :「車のなかに落とし物して…」
心 :「見つかった?」
尋 :「うん。それより
めっちゃイイ匂い〜早く食お!」
心 :「うん♪」
それから久々に3人で
ご飯を食べた
…あ
"テスト"の勉強…
恋音とココでしてイイか聞かなきゃ
心 :「ねぇ、テストあんだけど
恋音とココで勉強していい?」
尋 :「いつ?」
心 :「明日からテストまで。
学校終わりから尋が帰るまで」
尋は少し悩んでいたけど
尋 :「良いけど学年3位の成績は下げないように」
心 :「大丈夫!!!恋音めっちゃ
頭いいから〜」
尋 :「そっか、頑張れよ」
心 :「うん、ありがと」
凛 :「心那も医者になるの?」
心 :「うん、恋音もだよ」
凛 :「ぢゃあ内科においで」
心 :「え〜内科にはあんま世話になってないからな〜
小児科か呼吸器の先生になる」
凛 :「え〜大変だよ!
まぁどこも一緒か〜」
尋 :「純粋な心那に変な事
吹き込むなよ」
凛 :「はいはい」
久しぶりの3人
楽しくて喋り過ぎて
疲れたからか
私は部屋に行って
すぐ寝てしまった。