ねぇ…〜私の奇跡〜








次の日も
また次の日もスパルタは続き…








テスト前日〜帰り道





心 :「明日本番だね」




恋 :「うん。今日は仕上げだから 1人で出来るよな」




心 :「えっ今日来ないの?」





恋 :「行かなくてもいいかな〜
って」




心 :「だめ〜」




そして
恋音を連れて帰り



*勉強Start*






2週間もスパルタされてたから
ほとんどの問題がすらすら出来た



恋 :「うん。結構出来るように
なったね」





心 :「そーだね〜
恋音のおかげだよ」




恋 :「心那が頑張ったから…」



と撫でてくれた







その時



尋 :「心那、ただいま〜」




あれ、尋?



恋 :「今日、尋先生早かったね」



心 :「うん、玄関見てくるね?」



と言って玄関に行った





尋 :「心那。恋音も居るのか?」




心 :「うん」




尋 :「今日恋音、泊まっても
いいぞ」





心 :「えっなんで?」





尋 :「お礼?」




心 :「やったぁ、ありがと」




尋 :「ただし…
明日テストだって事は絶対
忘れんなよ」




心 :「わかりました」




私は玄関から恋音が居る
リビングに急いで行った





心 :「恋音聞いて〜
今日泊まんない?」




恋 :「えっ?いいの」





心 :「尋がスパルタのお礼って」





恋 :「俺、泊まりたい」




心 :「うん。でも明日テストだって事忘れんなだって」




恋 :「了解」







そうして
恋音との初めての
"お泊まり会"が
始まった







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