ねぇ…〜私の奇跡〜
看護師さんが
「心那ちゃん2番の診察室入ってね〜」
顔見知りの看護師だったから
「はぁ〜い」
と明るい返事をして入った。
中に入ると…
笑顔の柚樹先生がいた。
柚 :「久しぶり、今日はどーしたの??」
いゃっ
凛ねーが…
てか、何で来たんだろう?
わたしが返事に迷ってると
優 :「こいつ、きのー倒れて、凛ねーが診察したら喘鳴があったんだと」
あー
そーなんだ〜
そーいえば倒れたもんな〜
柚 :「分かった。優也ありがとなん〜ぢゃあ心那ちゃん、胸の音聞かせて?」
心 :「…うん」
柚樹先生に見せるの何年ぶりだろ…
って
服あげなきゃ!!!
柚 :「ぢゃあ、力抜いてね〜
はいっ吸って〜はいて〜…」
あたしの聴診が終るのと同時に
柚樹先生は隣の診察室に
行ってしまった…
…
しばらくして戻ってきた。
あれ?
優也にーも一緒だ…
少しして
柚樹先生が
わたしの前に座った。