ねぇ…〜私の奇跡〜
優 :「熱はかったぁ??」
「はいっ」 「うんっ」
恋音くんって律儀だなあ…
「はいっ」なんて…笑
優 :「うん。恋音はまぁ微熱だな…心那は?」
やばい
来る!!!!
熱あったら注射だよね…
よし!!
嘘つこー♪
優 :「心那何度?」
心 :「36.0…??」
低く言いすぎたなぁ…
てか
優にぃこっち見て
にらんでるよぉ
優 :「心那? 俺の前で熱はかって…」
ばれたかぁ…
しょうがない、測るか…
優にぃは
体温計が鳴るまで
肩を抱きしめててくれた。
ピピピピピピ♪
私が見る前に
優にぃに取られた。
優 :「心那、診察室いくよ」
えっ
やだやだ
恋 :「心那ふぁいと!!」
なにされるの??
てか、何度だったの?
もう初めての事ばっか…
いや!!!!
と1人で考えてると
優 :「恋音。心那逃げないように見てて!!」
といって
優にぃは出ていってしまった。
2人になった部屋は
しばらく沈黙していた。