ねぇ…〜私の奇跡〜
…
尋 ;「…心那。 俺はお前が好きだ。お前が他の男の女になるのは、正直考えてられない。
俺が当直少なくしてたりしたのもお前とずっと一緒に居たくて…
でもな、俺の好きって気持ちと心那も同じだったとしても、
現実は、それを受けとめてくれない。
だからこそ
信用できる、恋音と付き合ってほしい。
今まで通り、お前はちゃんと俺のいる家に帰ってこい。
まだ、夜遊びはさせないよ…
心那は俺の大事な妹だから」
…
なんで??
なんで尋には全部分かるの??
…
でも、
尋のおかげで
答えが出せた。
心 :「…わたし、恋音くん
好きになっていいんだよね?」
尋 ;「そうだよ。 恋音もばかぢゃない。退院するまでには告白してくるはずだ…笑」
心 :「尋…ありがと!」
尋 ;「どーいたしまして♪
よし!!お昼だし、病室戻るよ」
心 :「うん。」
私の言葉を聞いて
尋は立ち上がり、
手を差し伸べてくれた。
尋 ;「こんなこと出来るのは最後かな…笑」
わたしは尋が差し伸べた手を
両手で掴み、
病室に
がっつり掴んだまま
帰った。