ねぇ…〜私の奇跡〜
5分ぐらいして
優にぃがきた。
車ぶっ飛ばして来たんだろう…
優 :「心那、尋は?」
心 :「冷蔵庫…まぇ」
私は呼び続けることしか
出来なかった。
尋をソファーに運ぶことも、
何も…
いつも尋は私の色々してくれる
のに…
私はその10分の1、いや100分の1
も尋に何もしてやれない。
私が考え事をしているうちに
優にぃは尋を見つけた。
優 :「尋、尋大丈夫か」
尋 :「…」
優 :「ごめんなぁ…。 押し切ってまでお前の面倒見ればよかった」
心 :「…尋、大丈夫?」
優 :「うん…なんとか。 でも
高熱だし、病院に運ぶよ」
心 :「ついていって、いい?」
優 :「どうぞ?」
恋音の約束は守れなかったな…
せっかく掃除…
電話しよ!!!
プルルル…
恋 :「心那?」
心 :「ごめん、今日はいけない」
恋 :「なんで…」
心 :「明日話すから…
ぢゃあ明日ね」
恋 :「おっおぅ」
ガチャ…
悪い事したな…
でも、今日だけは
尋と居たいんだ。
付き添ってたいんだ…
私にはこんなことしか
出来ないから…。