紙のない手紙
第1章 日常からの脱却
眠い…ダルい…めんどくさい…
俺の心は、どうやらそれらで埋まってるらしい…
と、客観的に考えてる自分が馬鹿らしい…
唸り声を上げながら、俺は寝返りをうった。
目覚まし時計は、朝8時を差している。
「あぁ~やべ~。」
俺は棒読みでそう言って、上半身だけ起こした。
「……バイト、遅刻だな…」
たぶんこのバイトでは、最後の遅刻だ。
俺はがさつな手付きで頭をかきながら、床に散在しているゴミを蹴散らして歩く。
そして、パソコンデスクに置いてある雑誌を手に取った。
それは、フリーペーパーの求人情報紙。
今日という日はバイト探しから始めなければいけない。
「……めんどくせ。」
俺はそう言って、また頭をかいた。
俺の心は、どうやらそれらで埋まってるらしい…
と、客観的に考えてる自分が馬鹿らしい…
唸り声を上げながら、俺は寝返りをうった。
目覚まし時計は、朝8時を差している。
「あぁ~やべ~。」
俺は棒読みでそう言って、上半身だけ起こした。
「……バイト、遅刻だな…」
たぶんこのバイトでは、最後の遅刻だ。
俺はがさつな手付きで頭をかきながら、床に散在しているゴミを蹴散らして歩く。
そして、パソコンデスクに置いてある雑誌を手に取った。
それは、フリーペーパーの求人情報紙。
今日という日はバイト探しから始めなければいけない。
「……めんどくせ。」
俺はそう言って、また頭をかいた。