紙のない手紙
「あーすいません。寝坊しまして……」
俺は元バイト先(予定)に電話をかけ、出来るだけ丁寧に話したのだが、
「君、もう来なくて良いから!」
という、店長の声を聞いた直後、俺の携帯はむなしい電子音を繰り返していた。
元バイトに確定か…
俺はベッドに携帯を放り投げ、床に仰向けに寝転がった。
空が青い…
どうやら、空は俺とは違う気分らしいな…
馬鹿か……俺は?
「はぁ……死にたい…」
俺はいつからか口癖となったその言葉を口にして、また目を閉じた。
俺は元バイト先(予定)に電話をかけ、出来るだけ丁寧に話したのだが、
「君、もう来なくて良いから!」
という、店長の声を聞いた直後、俺の携帯はむなしい電子音を繰り返していた。
元バイトに確定か…
俺はベッドに携帯を放り投げ、床に仰向けに寝転がった。
空が青い…
どうやら、空は俺とは違う気分らしいな…
馬鹿か……俺は?
「はぁ……死にたい…」
俺はいつからか口癖となったその言葉を口にして、また目を閉じた。