紙のない手紙
「だ、誰がガキンチョですかぁぁ!」
忠時とかいう奴はそう叫びながら、虚空に手をかざした。
すると、差し出された手の周りがグニャグニャとまがり、どこからか大鎌が現れた。
「ボ、ボクば、あんだなんがよりばながいぎだんでずぼぉぉ」
忠時は叫びながら鎌を辺り構わず振り回し始めた。
泣きすぎて何言ってっかわからんのだが…
「あ~あ…泣かしちゃった…」
困惑する俺の隣で、リンは予想通りといった感じで片手で顔を覆っていた。
「俺、何かマズったか?」
俺は時折迫ってくる鎌の刃を避けながらリンに話しかけた。
「そいつ、そんな格好だけど、100歳越えてんのよ。んで、ガキ扱いされてキレてるってわけ…」
忠時とかいう奴はそう叫びながら、虚空に手をかざした。
すると、差し出された手の周りがグニャグニャとまがり、どこからか大鎌が現れた。
「ボ、ボクば、あんだなんがよりばながいぎだんでずぼぉぉ」
忠時は叫びながら鎌を辺り構わず振り回し始めた。
泣きすぎて何言ってっかわからんのだが…
「あ~あ…泣かしちゃった…」
困惑する俺の隣で、リンは予想通りといった感じで片手で顔を覆っていた。
「俺、何かマズったか?」
俺は時折迫ってくる鎌の刃を避けながらリンに話しかけた。
「そいつ、そんな格好だけど、100歳越えてんのよ。んで、ガキ扱いされてキレてるってわけ…」