紙のない手紙
出会い
俺はコンビニで買った菓子パンとコーヒーを、近くの公園のベンチの上で食べると、ぶらぶらと散歩することにした。
散歩は好きではないし、わざわざこんな暑い日にやる必要もない。
だが、バイトをクビになった俺には何もやる事がないし、折角外に出たのに、飯を食っただけではつまらないと思ったからだ。
そうして歩き出して10分経った頃、俺は汗だくになっていて、思いっきり後悔していた。
「はあぁ……」
俺は通行人の目を気にせずに歩道の上で大きなため息を吐いた。
仕事もない…
金もない…
彼女は3年ほどいない…
やる気は持ったこともない…
そんな俺がこのクソ暑い中歩き回り、思考回路を太陽に焼き殺されたのだ。
何となく、本当に死んでやろうかと思っても不思議ではないのではないだろうか?
散歩は好きではないし、わざわざこんな暑い日にやる必要もない。
だが、バイトをクビになった俺には何もやる事がないし、折角外に出たのに、飯を食っただけではつまらないと思ったからだ。
そうして歩き出して10分経った頃、俺は汗だくになっていて、思いっきり後悔していた。
「はあぁ……」
俺は通行人の目を気にせずに歩道の上で大きなため息を吐いた。
仕事もない…
金もない…
彼女は3年ほどいない…
やる気は持ったこともない…
そんな俺がこのクソ暑い中歩き回り、思考回路を太陽に焼き殺されたのだ。
何となく、本当に死んでやろうかと思っても不思議ではないのではないだろうか?