アニサーコンチェルト♪〜30オンナがアニメ好きで何がわるい?! (完)
「はぁ…ったくぅ…

わかったよ、一緒に来い」


呆れ顔で私の顔を見る


私と立川潤が話してる間、
SPのおじさんが、
立川潤の腕を白い布ですばやく応急処置した



そして
私たちのすぐそばに
黒塗りのピカピカのセダン車が停まった



す、すご…


運転手のヒトが車から降り
後部座席のドアを開けると、
立川潤がスマートに乗り込む


その姿をぼぉーっと見てた私に


「おい、マナカっ、早く乗れっ

てか、
お前、なんだその荷物っ?!」


あ…


そうだった
買い物したショップの袋を両手にいくつも
持ってたのだ


すると、SPのおじさんが
私のショップの袋を私からもぎ取り
トランクに入れた


そして、私は後部座席に乗った


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