不器用彼氏×不器用彼女
「由菜、あたし別れる。」
「え?でも記念日・・・」
「うん。記念日まで待つつもりだったよ?
でも無理なんだ。
あんなの見てもまだ付き合えるほど強くない。
もー無理だよぉ・・・・
耐えらんない。」
「萌、でも・・・」
由菜はあたしの目を見て止めるのを止めた。
「わかった。頑張りなよ!」
「うん!!!!!」
それから由菜はすぐに寝た。
でもあたしは寝れなかった。
目を閉じたら嫌でもあのキスシーンが浮かんで来るから。