弟矢 ―四神剣伝説―
三、『青龍』の鬼
『青龍』
二尺四寸の一の剣、一尺五寸の二の剣の二本で一対。
“双頭の龍”とも呼ばれる。神剣といえども一本だけでは、本来の十分の一程度の力しか出せない。
その代わり、四天王家の血を引く者であれば、一本だけなら勇者でなくとも操れる可能性があるという。
刀身は月の光を思わせるように、冷たく、蒼く光る。
四神剣のうちで、もっとも穏やかな鬼が宿る剣である。
二尺四寸の一の剣、一尺五寸の二の剣の二本で一対。
“双頭の龍”とも呼ばれる。神剣といえども一本だけでは、本来の十分の一程度の力しか出せない。
その代わり、四天王家の血を引く者であれば、一本だけなら勇者でなくとも操れる可能性があるという。
刀身は月の光を思わせるように、冷たく、蒼く光る。
四神剣のうちで、もっとも穏やかな鬼が宿る剣である。