こちらミクモ探偵事務所4

「じゃあ友理奈ちゃんは?」

「うーん……彼女は特にそう言う話は聞いてないよ。
占い師じゃないからって、あんまり本館の方にも顔を出さなかったし」

「あらまー」

「まぁ、至って普通の人だったかな。ただ、ご飯だけは自分で作るか、シア姫の作ったものしか口に入れなかったけどね」

「なんで?」

焔美が不思議そうに首をかしげる。
霞も一緒になって首をかしげた。

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