こちらミクモ探偵事務所4

「憶測で話を進めても無駄だな」

「そうだよなぁ……」

途方にくれる二人。
やがて、紘哉が何かを思い出したように顔を上げた。

「ケイ、お前一旦警察署に帰れ」

「は……はあああ!?」

思わず間抜けな声が出る。

「だって、俺帰って来んなって言われたんだぜ!?
帰れるわけねーだろうが!」

「……」

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