【超短】生意気な少年と…【完】
*甘い時間
部活が終わって、理央君と私で片付けをしていた。
倉庫の中だから、私たちの距離が短すぎる気がした。
「なぁ、奈央」
「……。だから、なんで呼び捨てなの? 理央君より、1つ上なんだけど?」
「だって、オレより下っぽいし?」
理央君とは同じバスケ部で、私はマネージャー。
理央君は最初、ちゃんと先輩って呼んでくれてたのに、今はなぜか呼び捨て……。
「……奈央って、泣く?」
「え? 当然でしょ、泣きたくなるときは」
何言ってるの?
こんな会話、初めてしたよ。
「……。オレが『脱いで』って言ったら、脱ぐ?」
「そりゃあ……って、えっ!?」
何言ってるの!?
倉庫の中だから、私たちの距離が短すぎる気がした。
「なぁ、奈央」
「……。だから、なんで呼び捨てなの? 理央君より、1つ上なんだけど?」
「だって、オレより下っぽいし?」
理央君とは同じバスケ部で、私はマネージャー。
理央君は最初、ちゃんと先輩って呼んでくれてたのに、今はなぜか呼び捨て……。
「……奈央って、泣く?」
「え? 当然でしょ、泣きたくなるときは」
何言ってるの?
こんな会話、初めてしたよ。
「……。オレが『脱いで』って言ったら、脱ぐ?」
「そりゃあ……って、えっ!?」
何言ってるの!?
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