☆続☆恋する*spring〜春をうられたわたし〜 【完結】
「うっせぇ!邪魔すんな!」
「お前にもう用はねぇ」
そう言って茜を突き飛ばした。
「茜!
ちょっと、茜に何してんのよ!」
「へぇー。茜ちゃん、ね」
「何なら茜ちゃんも来る?」
そう言って、茜の腕を引っ張り無理矢理立たせた。
さっきは突き飛ばしといて何なの?
わたしが男の人を睨んだ時だった。
「お前ら………何してる?」
聞き覚えのある声が聞こえて見てみると、翡翠と木村さん、津田さんがいた。
「翡翠!」
少し息の荒い翡翠は走ってきたのだろうか………
「汚ぇ手で………珠莉に触ってんじゃねぇ………」
「は?誰だよ?オッサン」
あっ………言っちゃった………
翡翠にそれは言っちゃだめだよ………