☆続☆恋する*spring〜春をうられたわたし〜 【完結】



それから三人でホテルをチェックアウトして、近場にあるショッピングモールに行った。




さっきの携帯をいじっていた聖真さんはなんだか寂しそうに見えたけど、今は楽しそうでよかった。




わたし達にしきりに話しかけてくれて…………

翡翠もその話しを聞いてないのかと思ったら聞いていて、呆れながら言葉を返していた。



なんだかんだ言いながら、翡翠も結構楽しそう?


それに………この二人仲良いんじゃない?






そう思いながら、ショッピングを続けた。




「ねぇ、珠莉ちゃん、これ見て!」



「何これ〜おもしろい♪」




あるお店に入り、近くに翡翠もいない時だった。



聖真さんに呼ばれて傍に行くと、おもしろい物があってわたしはそれに見入ってしまった。




「珠莉ちゃん………ごめん!」



「え……?」





わたしは聖真さんに腕を取られ、お店から連れ出された。












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