☆続☆恋する*spring〜春をうられたわたし〜 【完結】
翡翠と一緒に寝たい………けど、茜とも寝たい。
でも、ここに三人寝るのはきついかな………
茜は………嫌だよね。
「あんた達何やってんの?」
部屋のドアが開いて茜が入ってきた。
未だに胡座で座っている翡翠の上に乗っているわたし。
見られるとやっぱり恥ずかしい。
「ずっと一緒にいて、ずっとくっついてて………暑苦しいわ。
あたしには無理」
軽い毒を吐かれたけど、恥ずかしくて何も言えません………
「もう社長ここに寝ればいいんじゃない?」
「え……でもわたし茜とも一緒に寝たい」
"チッ"
すぐ傍から聞こえてきた舌打ち。
翡翠は少し嫌そうな顔をしていた。
「そんな顔されても……
わたしも社長と同じ部屋で寝るなんて嫌なんですけど〜」