☆続☆恋する*spring〜春をうられたわたし〜 【完結】
その日は恥ずかしかったけど、翡翠にお風呂に入れてもらってそれから寝た。
あんなに寝たのに………寝れるなんて自分でも驚きだった。
次の日の朝。
翡翠がまだ寝ているとき、おそるおそるベッドから下りて立ってみた。
よし!立てた!
それからゆっくりと足を出す。
歩くのも問題なし!
翡翠の顔を少し眺めてキッチンへ向かった。
久しぶりに料理する。
何にしようかな〜。
今日はお弁当はいらないから、早く出来上がるかも。
「おはよう」
朝ごはんを作っていると翡翠がキッチンに来た。
「おはよう」
「立てたか?」
「うん、この通り!きゃっ!」
「珠莉!」
翡翠に平気なところを見せようと膝を曲げたり伸ばしたりしていたら、いきなり膝がカクンとなった。