☆続☆恋する*spring〜春をうられたわたし〜 【完結】
恥ずかしいと思いながら、布団に入り毛布で全身を隠した。
「そういえば話したいことあったんだ。
顔出してよ」
ふと、考える………
そういえばわたしも………
「わたしも聞きたいことがあった!」
バッと毛布から出て茜に向けて言った。
「多分一緒のことだと思う。
わたしの好きな人のことじゃない?」
「うん!そう!」
いつの間に好きな人出来たんだろう。
「一体誰なの?!わたしの知ってる人?
いつから好きなの?!」
「ちょっと待って。
落ち着いて」
落ち着いてられますか!
「ねぇ、誰?!」
「珠莉も知ってる人だよ」
わたしの知ってる男の人は少ない。
知ってるんだったら…………
「この施設の人?!
それとも会社の人?!」