☆続☆恋する*spring〜春をうられたわたし〜 【完結】
こくんと縦に頷いた茜。
「気になり始めたのは……入社式の時からで……最近少しずつ話す回数も増えて………
颯さん、ほとんど無口だけど………優しい」
そうだったんだ……
「津田さんって彼女いるの?」
「前聞いたらいないって言ってた」
「じゃあ、アタックしまくらないとね!
お昼ご飯の時とか社長室においでよ」
そしたら、話す回数もまた増えるでしょ。
「社長室には勝手に入れないでしょ!」
「この前入ってたじゃん」
しかも何回か勝手に入って来たよね。
「大丈夫!!
わたしが翡翠に言っとくから」
「珠莉ありがとう!」
それから二人で恋ばなをして盛り上がった。
昔はこういうのよくしてたな。
茜の恋が実るといいな。
たくさん話していつの間にか寝てしまった。