☆続☆恋する*spring〜春をうられたわたし〜 【完結】



「ユリ………すまない」




行為が終わったあと、熊谷はわたしの頬に優しく触れながら謝った。




謝るくらいならどうして…………?




そして、服を着た熊谷はわたしに布団をかけ、部屋を出ていった。





その次の日。



部屋に来た熊谷はいつもの熊谷で。



昨日のは夢?

と思わせるくらい普通だった。





だけど……やっぱり夢ではなかった。




何日かしてからまたあの時みたいな怖い熊谷が来た。



その時も無理矢理足を開かされ行為をした。



何も感じない………ただ、痛いだけの行為だった。




それから、わたしは熊谷の顔色をうかがう日々が続いた。



顔色をうかがってもすることは変わらないけど…………



回数が増える度に熊谷はエスカレートしていった。












< 203 / 487 >

この作品をシェア

pagetop