☆続☆恋する*spring〜春をうられたわたし〜 【完結】
わたしは足をバタバタさせて暴れた。
「暴れんな………落とすぞ」
下ろされるのはいいけど、落とされるのは嫌!
落とされたくないから暴れるのはやめた。
そのかわりとはいかないけど、恥ずかしいから顔を隠した。
もう遅いと思うけど。
翡翠が向かったのは多分、翡翠が寝たであろう部屋だった。
布団が敷かれていてわたしはその上に下ろされた。
だけど、次の瞬間、翡翠によって押し倒された。
「翡翠?」
「お前………何やってんだよ……
他の男の部屋なんかに入って……危ねぇだろ。
何かあったらどーすんだよ」
「何かって?」
「こういう事だよ」
そう言われ、身体にキスを落とされた。
「紘汰はそんなことしないもん」
「あいつも男だ。
何考えてんのかわからねぇ………」