☆続☆恋する*spring〜春をうられたわたし〜 【完結】



翡翠と二人でホールに行くとみんなもう朝ごはんを食べはじめていた。



「珠莉ー、おはよう」



「おはよう、茜」




茜も朝ごはんを食べていた。
わたしはご飯を持ってきて茜の隣に席に着いた。
翡翠はわたしの隣に。




「朝いないからびっくりしたよ」



「ごめん………」



「で、どこに行ってたの?」



「目が覚めたら、紘汰の部屋で寝てた」



「はぁ?!」



茜は翡翠の顔をチラチラと確かめてる。



「それは………社長も紘汰も気の毒ね」



そこまで言わなくても………




「その話はもうするな」



「はいはい。
社長も大変ですね〜」




チッ……とまた舌打ちをする翡翠。




「そういえば、お母さんが朝ごはん食べた後、部屋に来てだって」



「茜も?」



「ううん、珠莉と社長だけだって」











< 25 / 487 >

この作品をシェア

pagetop