☆続☆恋する*spring〜春をうられたわたし〜 【完結】
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あ……れ………?
目を覚ますといつもまだ寝ているはずの翡翠がいない。
今……何時……?
そう思って時計を見るとまだ7時だった。
翡翠、リビングにいるかも。
のろのろと体を起こし、寝室を出てリビングへと向かった。
「翡翠………?」
リビングに行き、呼び掛けても返事は返ってこない。
ふと、ソファーの近くのテーブルを見ると、何か置かれていることに気がついた。
そこに行って見てみると、翡翠からの置き手紙だった。
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おはよう。
行くところがあるから、早めに出る。
珠莉、今日は家でゆっくり休め。
もし、どこかに行きたかったら、俺の携帯に連絡しろ。迎えに行く。
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