☆続☆恋する*spring〜春をうられたわたし〜 【完結】
翌朝。
いつも以上にだるさを感じながら重い体を起こした。
着替えを済ませまたベッドに横になった。
なんでこんなにダルいんだろう…………
―――――コンコン
扉をノックされ、メイドさんが入って来た。
「朝食をお持ちいたしました」
「いつもありがとうございます」
わたしが言うと、メイドさんはにこりと微笑んだ。
そして、テーブルの上に朝食を並べ始めた。
わたしも並べようと、テーブルに近づき、ご飯の皿を持った。
ごはんのいいにおいがする。
そう、思った時だった。
……………!!
わたしは吐き気に襲われお皿を適当に置き、洗面台まで走った。
「ウッ…………オェ」
気持ち悪くて吐いてしまった。
でも、まだ吐き気は治まらない。