☆続☆恋する*spring〜春をうられたわたし〜 【完結】
「珠莉ちゃん!
茜ちゃん!おかえり」
『ただいま、お母さん』
茜と二人で帰るとお母さんはすごく喜んでいた。
それからみんなで園の遊具で遊んだり、歩いて行ける範囲内で買い物をしたりした。
そろそろ帰ろうかと、翡翠と話しをしていたとき、お母さんが話し掛けてきた。
「今日、ここに泊まって行ったら?」
「え?それは……」
翡翠と顔を見合わせた。
「なぁに?
なんかこのあと用事でもあるの?」
「ないけど………」
「それなら、いいじゃない!
泊まっていきなさい。
部屋も布団もちゃんとあるし」
「珠莉、どうする?」
そりゃあ、泊まりたいけど………
「泊まるか?」
「泊まりたいけど……」
「じゃあ、お願いしていいですか?」
ひ、翡翠?!
「喜んで♪
じゃあ、茜ちゃんのところに行きましょう」
結局、泊まることになったわたし達。
茜に言うと茜はすごく喜んでいた。