☆続☆恋する*spring〜春をうられたわたし〜 【完結】



ありがとう…………




そう思いながら、重たい体を立たせた。




わたしが持ってたのって………財布と携帯だけだよね…………



他にパーティーに行く時に持っていくものはないはず。



ん…………?


携帯……………



あっ!




わたし………持ってたんだ。



今頃気がつくなんて…………



そう思いながら、体の重さを忘れ、熊谷の部屋へと向かった。





たしか………この辺…………



「あ、熊谷」



歩きながら熊谷の部屋を探していると廊下を歩いている熊谷を見つけた。




熊谷もわたしに気がつき、こっちに歩いて来た。




わたしは走って近づいて行った。





「おいっユリ!走るな!!」



「えっ………?わ!!」




いきなり叫ばれて驚き、わたしはつまずいてしまった。




倒れる!!











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