☆続☆恋する*spring〜春をうられたわたし〜 【完結】



すでに、カフェの近くまで来ていて、理恵さんに頼んで道路の端っこに停車して貰った。




「じゃあね、ユリちゃん!
帰りもここに車を停めておくわ。
頑張ってね〜♪」



「はい、お願いします。
頑張ってくる!!
理恵さん、ありがとう♪」




理恵さんの車を見送って、路地裏に向かった。




この前教えてもらった裏口から入り、おじさんを呼ぶ。



「おじさーん、おはようございまーす」




バタバタと足音が聞こえてきて慌ててこっちに来ているのがわかった。




「おはよう、ユリちゃん!」



「おはようございます。
そんなに慌てて来なくても………」



「ユリちゃんが来てくれて嬉しいんだよ」




いつもの穏やかなニッコリ笑顔で微笑んでくれた。


おじさんと一緒にいると、翡翠とはまた違う、落ち着いた雰囲気になれる。












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