☆続☆恋する*spring〜春をうられたわたし〜 【完結】
わたしの未来
反対と否認
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あれから一ヶ月が経った。
わたしは今……………三津木家で暮らしている。
あのあと、返事をしない結治さんに、翡翠は続けて言った。
「珠莉さんと初めてお会いした日にこんなことを言うのは、間違ってるかもしれません。
ですが、俺の気持ちは………変わりません」
そう言った翡翠からは強い意思を感じた。
だけど、結治さんが出した答えは、賛成でも………反対でもなかった。
"少し………考えさせてくれ"
そう言われた。
そして、わたしは三津木家で暮らすように言われ、翡翠から引き離された。
わたしは…………大丈夫。
律子さんも毎日ではないけど心配してきてくれて、みんな娘みたいにしてくれる。
綾子さん達の子ども、わたしの従姉妹になる二つ年下の葵ちゃんとも仲良くなった。
高校生の葵ちゃんに夢だった高校の話をたくさんしてもらってる。
心配なのは……………翡翠だ。