☆続☆恋する*spring〜春をうられたわたし〜 【完結】
「陽翔、お願いします」
そう言って、おじいちゃんのところに行くように陽翔に促した。
陽翔は、おじいちゃんに抱かれた。
陽翔からすれば、ひいじいちゃんか…………
「陽翔、静かに座ってられるか?」
「うん!出来る!」
「よし、じゃあ、パパが見てるからな。
陽翔が静かに座ってるか」
「わかった!まかせといて!」
そう言った陽翔の頭を優しく撫でた。
こういう時、翡翠はパパの顔だ。
それもかっこいいんだけど。
「陽翔をお願いします」
「ああ」
結治さんに頭を下げた。
式の間は一緒に入られないから、結治さんに頼むんだ。
三人は出て行き、翡翠と二人きりだ。