☆続☆恋する*spring〜春をうられたわたし〜 【完結】
「シュリ姉を返せ」
こいつ………まだ、んなこと言ってんのかよ。
絶対珠莉の事好きだな。
「それは無理だな。
俺は珠莉がいないとダメなんだ。珠莉もな」
「そんなの……シュリ姉に聞かなきゃわからねぇ」
「お前みたいなガキにはまだわかんねぇかもな。
童貞くん?」
「ど、童貞じゃねぇし!
とにかく俺は絶対に認めないからな!」
そう言って去って行った。
赤くなったのは図星か?
そうだとしなくても、ああ言っただけで赤くなるのはまだまだガキだな。
紘汰が行った方を眺めているといつの間にか小学生くらいの女の子どもが近くにいた。
「翡翠のお兄ちゃん知ってる?
珠莉お姉ちゃんのおっぱいおっきいんだよ」
その子の後ろをみると風呂から上がったばかりであろう珠莉の姿があった。
周りにいる女達……一緒に入ったのか?