☆続☆恋する*spring〜春をうられたわたし〜 【完結】
一緒にお風呂に入るとやっぱり甘い雰囲気になるわけで………
だけど、まだプレゼント渡してない。
「翡翠……待って」
身体にキスをしている翡翠を止めた。
「待てない」
「だめ……んっ……まだプレゼント……渡してない……あっ」
「明日でもいい」
だめ……今日じゃなきゃ……
このままだったらいつも通り、流されてしまう。
そう思って、無理矢理立ち上がって浴槽から出て脱衣所へ。
あとを追うようにまた浴槽から出る音が聞こえてきた。
やばい……翡翠が来る。
仕方なく体を拭くだけにしてタオルを巻いた。
プレゼントがさき!
わたしはキッチンに隠してあるプレゼントを取りに行った。
「珠莉?」
どうやらわたしを探しているみたい。