☆続☆恋する*spring〜春をうられたわたし〜 【完結】
「珠莉………ありがとう」
翡翠は優しく微笑んで、キスを返してくれた。
「開けていいか?」
わたしはコクンと縦に頷いた。
わたしが翡翠に選んだプレゼントは………
「これ………」
翡翠はわたしをどうしてというような顔で見た。
そのあとすぐにまた優しい笑顔で………
「ありがとう。
大事に使うよ……」
そう言ってくれた。
よかった………
喜んでくれたみたい。
わたしが翡翠にプレゼントしたのは、翡翠の好きなブランドの時計。
この前買い物をした時に、珍しく物欲しげに見ていたから。
「珠莉………」
「んっ……」
そのあと………
「やぁ………も……だめ……」
「まだだ、足りない」
「あっ………」
何度も何度も愛され、何回も気を失いそうになった。