☆続☆恋する*spring〜春をうられたわたし〜 【完結】
「俺達って、誕生日の時いつもケンカしてるな」
次の日の朝。
幸せに浸っていた時、翡翠が言った。
言われてみれば………
わたしの誕生日の時もだったよね………
来年もそうだったら、どうしよう………
「そんな心配そうな顔するな。
来年の事を気にしても何にもなんねぇだろ」
考えてること、ばれてる………
「でもさ、わたし達来年……どうなってるかな?」
「さぁ?
わかんねぇけど………こうやって同じベッドに寝てんじゃねぇ?」
"裸で"
そう付け足した翡翠。
「もう!
そういうことじゃないってば!」
翡翠のばか………
でも、ほんとに来年はどうなってるんだろう。
翡翠と一緒にいられたらそれだけでいい。
わたしはそう思った………