あたしだけを愛して
あからさまに不機嫌な顔の
桐谷恭哉。
そんな目で見ないでよ~
「…っ、じゃ、じゃあ、
駅まで、お願いします…///」
ほとんど消え入りそうな声。
でも、たったそれだけでも
桐谷恭哉が優しく笑うから
彼女じゃないのに離れたく
ないなんて考えてしまう。
桐谷恭哉の笑顔にドキドキ
したり、
桐谷恭哉のことを考える
だけで胸がチクチクしたり、
何でこんな気持ちになるんだろう…??
明日、夏希に聞いてみよう。